愛の神様
子供の頃から教えられてきた、天から見守っているという神様
苦しい時、辛い時、助けて欲しい時、そんな時にだけ都合よく頼んだり願ったりしてきた。でも神は助けてもくれないし解決してくれる訳もなく何かを教えてくれる訳でもない
まったく意味がわからなかった。すべてのものにも神が宿っているというのだ
でもピンとこない
よく宗教がどうとか、キリストや仏教や神のどれを信仰しているとかどうとか
自分には関係なかった興味もなかった
そもそもある日を境に神様や仏様とか信じてもなかった
最近はよく過去を思い出す、夢の中で特に。
それは、当たり前な事であり、なかなか気づけない事かもしれない
自分の子供の頃はやんちゃで、いたずらばかりで悪い事と良い事の区別もつかない手のかかる子でした
人の家の畑を荒らしたり、喧嘩をして他人を傷つけたり、命の大切さも知らずに
時には生まれてきた事を否定したり親を侮辱したり
どれだけ悪い事をしたり完全に自分が悪い事であったりしても、最終的には、いつも許してくれました。決して見捨てられず常に向き合ってくれました、そしていつも自分の味方で居てくれました
自分は知らず知らずのうちに、とても素晴らしく美しい事を育てられながら教わって生きてきたのです
そうです、それは愛です
母がこの世を去って15年近くになり今更ながら気がついたのです
無償の愛、真実の愛、色々言い方はありますが本当の愛を自分は体験してきていたのです
そしてこの教えられて来た事を今度は自分が伝えていかなければならない
母はいつも居ます、自分の心の中に魂として
正しい生き方を色々と教えてくれました
そして気が付きました
受け継がれた魂、それは自分にとって唯一無二の自分だけの神様です